店舗のクラスター対策について

新着情報

2023.03.02

【営業所新設】宮城県仙台市に仙台営業所を設置致しました。

令和5年3月1日付で、宮城県仙台市に仙台営業所を設置致しました。
東北での営業所設置は、福島営業所(福島県郡山市)に続き、2ヵ所目です。
これまで「仙台教育センター」として営業所設置の準備、並びに東北エリアの業務を担当して参りましたが、所在地は変わらず、3月より仙台営業所と名称を変更し、再出発致します。
業務拡大により、これまでの人材サービス(特に警備業)での業務効率化がメインの措置となります。
宮城県内のご依頼は、引き続き、仙台営業所へお願い致します。
※1号警備業務(店内保安業務等)は、宮城県内であっても、福島営業所が担当を継続する事もございます。予めご了承下さい。

【仙台営業所】
・住所
〒983-0852
宮城県仙台市宮城野区榴岡4-6-22 ノーブルビル4F
・電話番号
022-293-5280
・責任者
所長:工藤
・営業時間
10:00~18:30
※不定休(平日の休業日に関して、営業時間内のお電話は東京本部へ転送されます)。
2022.11.14

【秋田エリア】ヤマザワ様(よねや様)のリニューアルオープン対応でステップマンを秋田県へ数年ぶりに導入しました。

令和4年11月10日にリニューアルオープンしました、ヤマザワよねや南店(株式会社ヤマザワ様/秋田県横手市)の駐車場でのご案内を当社のステップマンが担当致しました。
よねや様がヤマザワグループとなり、ヤマザワ様からの発注で秋田県横手市の店舗へ出張対応致しました。

開店前から18時までの対応予定でしたが、オープン初日で来店客数も多く、19時まで延長対応となりました。
混雑時は一部出入口を規制し、お客様が駐車しやすいよう、対応致しました。

秋田エリアは、2010年代にステップマンの導入をしておりましたが、10年以上ぶりの導入です。
イベント業務では秋田エリアへの導入が続いておりますが、ステップマン業務に関しても出張対応が可能ですので、オープニング等の駐車場対応は、宮城県以外の企業様も是非お問合せ下さい。

【新型コロナウイルス対策】
お客様に安心してお買い物をお楽しみ頂けるよう、業務中はマスクの着用をしております。

BENシステム

お店とお客様を結ぶ強力な<接着剤>
顧客の囲い込みは
【価格】【品質】【品揃え】【サービス】
だけでは、お客様を引き止めることはできません。
超高齢化社会を迎える日本の生活に我々も姿・形を変えて対応しなければなりません。
それがBENシステムです。

監視代行業務!

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園児を(見)守る、保育士さんを(見)守る。
園を(見)守る。


もちろんリアルタイム監視ではなく、録画監視もできます。リアルタイム監視も録画監視も時間帯で対応可能!
保護者の方も関係者の方ももちろん監視可能。
セキュリティ万全の園運営への移行お手伝いします。

万引きGメンHI-SAT

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まずは当社の詳細をご覧下さい。

これからの店舗のロス対策!

ロス対策のパイオニアが明かすロスの発見・対策法
○廃棄や欠品、値引き、万引きといった商品ロス
○店舗の立地や設備、レイアウトなどが原因のロス
○接客サービスや販売促進策の不備からくるロス
企業内ロスは、経営に直結する大問題。ムダと損失を減らして純利益を大幅に向上するロスの発見・対策法を紹介。

仙台エリアのサービスも充実!

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社長望月によるロス対策の秘訣

2024.03.25

今からできるチャンスロス(機会損失)の対策とは

ここまで第一章ではチャンスロスとはどのようなものなのか、第二章ではチャンスロスの原因についてお話をしてきました。
チャンスロスを今まで知らなかった人もお話を通して理解が深まったかと思います。

最後はチャンスロスの対策について解説していきます。
有効な対策方法として挙げられるのは以下の4つが挙げられます。

・在庫管理の徹底

・適切な販売促進

・マーケティング戦略の確立

・スタッフトレーニングの徹底


ここからは各項目を掘り下げてご説明していきます。

*目次



チャンスロスの対策①:在庫管理の徹底



在庫切れ」「在庫過多」「在庫の品質劣化」「資金の拘束」などの問題を解消するためには在庫管理を徹底することが重要です。

まずはお店にある在庫の数を把握しましょう。
帳簿上に記載されている在庫数と実際の在庫数が合わないことで適切な発注が行うことができなかったり、不良在庫が発生したりしてしまうことにもなりかねません。

お店の在庫数を把握したら、次に適正な在庫数を維持することが求められます。
手書きの棚卸帳簿でも在庫管理はできますが、適正な在庫数を確認・維持するためには在庫管理システムを活用するのがおすすめです。
在庫管理システムを使えばリアルタイムでお店の在庫状況を確認でき、それぞれの商品の期限も把握できるので在庫ロスの削減につなげることができます。

人為的なミスが在庫ロスにつながるケースも多いので、ハンディ在庫管理システムを連携して利用することで、より在庫ロスの軽減につながると同時に業務の効率化につなげることができます。


チャンスロスの対策②:適切な販売促進



いくら良い商品を販売していたとしても消費者にそれが伝わらなければ、それはチャンスロスという結果にしかつながりません。
消費者の購買意欲の低下は客足が遠のくことはもちろん、最悪の場合お店を閉じざるを得ない状況にまで追い込まれる可能性もあります。

業種や商品にもよりますが、まずは広告を上手に活用しましょう。
チラシや看板、最近だとSNSなどでの販促も効果的です。
日常の中で消費者の目につくようにするのがとても重要です。

また、競合する店舗との差別化を図ることも大切です。
同じ商品を扱っていた場合、消費者は「どちらがより魅力的か」を考える傾向にあります。
例として、店頭でのキャンペーンや特別陳列・実演販売・サンプル配布・クーポンの配布などが挙げられます。
加えて再来につなげるためにリピーター限定の特典をつけても良いかもしれません。


チャンスロスの対策③:マーケティング戦略の確立



マーケティング戦略」と聞くと一見難しそうで躊躇してしまいがちですが、これはいわゆるお客様のニーズや好みを把握して、それに適した商品・サービスを提供するための作戦BOOKのようなものです。

マーケティングにおいて重要なのが “誰に対して、どのような価値を、どれくらいの対価で、どのように提供するか” を具体化することです。
お客様のニーズや自分のお店の強みなどをもとに戦える市場を選択し、戦い方を確立していくことでチャンスロスを回避することができます。

また、先ほどの販売促進のお話の際も触れましたが、現代においてSNSなどのデジタルマーケティングツールを活用するのはもはや当たり前の世の中になってきています。
お客様の目に触れる” というのを念頭に置いてマーケティング戦略も構築していきましょう。


チャンスロスの対策④:スタッフトレーニングの徹底



スタッフはお店の “” です。
そして、お客様は自分たち思っている以上にスタッフの働きぶりや対応を見ています。
たとえ一人が問題なく働いていたとしても、他のスタッフの評価が低いとこれもチャンスロスにつながる可能性があります。
そのため、全スタッフのトレーニングが必要不可欠なのです。

スタッフトレーニングでは取り扱っている商品の知識の理解を深めるカリキュラムや、お客様と接するうえでのサービスの質向上を目的とした座学や講習を行いましょう。

また、複数の人数で業務にあたる場合はチームワークも大切です。
座学や講習を行ったのちに実際の業務で実践し、より伸ばしたい点や修正点を何度も挙げながら、スタッフ全員で共有するようにしてチャンスロスの対策を行うようにしましょう。


チャンスロスの対策でよりよいお店づくりを



今回は三章に分けて「チャンスロスとはどのようなものなのか」「チャンスロスの原因とは」「チャンスロスの対策」について解説しました。
本来であれば利益が出せたはずのものを行動や判断を誤って損失を出すのは本当にもったいないことです。
自分のお店において考えられる原因や要因をこれを機に理解し、少しでも多くのチャンスロスを減らせるように対策を進めてよりよいお店づくりを目指しましょう。
2024.03.22

小売店におけるチャンスロス(機会損失)の原因を知ろう

前回チャンスロスとは売り手のミスや不手際によって利益を得るチャンスを逃し、それによって生じる損失であるというお話をしました。
チャンスロスが起こる恐ろしさについてもおわかりいただけたかと思います。

それでは今回は、小売店におけるチャンスロスが発生する原因について解説していきます。
チャンスロスが起こってしまう原因は様々なのですが、主な要因として

・在庫管理の不備

・適切な販売促進の欠如

・マーケティング戦略の欠如

・スタッフのトレーニング不足


これら4つが挙げられます。
これからそれぞれ説明していきますね。

*目次



チャンスロスが発生する原因①:在庫管理の不備


「在庫管理の不備」は小売店におけるチャンスロスの主要な原因の一つです。
在庫管理が適切に行われていない場合、以下のような問題が生じる可能性があります。

【在庫切れ】

需要が高い商品が在庫切れとなることで販売機会を失います。
お客様が特定の商品を求めて店舗を訪れた際に、在庫がないという状況はお客様の不満を生み、競合店舗に流れる可能性があります。

【在庫過多】

需要の低い商品が在庫過多となると、販売スペースや資金が無駄になります。
在庫過多な商品は陳列スペースを占拠し売れないまま在庫が滞留することで、販売機会を逃すことになります。

【在庫の品質劣化】

一部の商品は時間とともに品質が劣化する可能性があります。
例えば、食品や化粧品などの消耗品は期限切れになると販売できなくなり、在庫としての価値を失います。

【資金の拘束】

過剰な在庫は資金を拘束し、資金の有効活用を妨げます。
資金が在庫に拘束されている間は、他の投資機会や事業運営の改善に資金を充てることができません。


チャンスロスが発生する原因②:適切な販売促進の欠如


「適切な販売促進の欠如」は、お客様が商品を購買する機会を逃す可能性が高くなる状況を指します。以下に、適切な販売促進が欠如した場合に生じる可能性のある問題をいくつか挙げます。

【顧客の気付きの不足】

適切な販売促進が行われていないと、お客様が新しい商品や特別なセールに気付かない場合があります。
これにより、商品がお客様の視界から漏れてしまい販売機会を逃すことになります。

【顧客の購買意欲の低下】

販売促進活動が不十分な場合、お客様の購買意欲が刺激されず商品に対する関心や興味が低下する可能性があります。
これによりお客様が購買を見送る場合があり、販売機会が失われます。

【競合店舗との差別化の不足】

販売促進活動が充実していない場合、競合他社との差別化が図れずお客様が他店舗を選択する可能性が高まります。
お客様にとって魅力的な特典やセールを提供することで競合店舗との差別化を図り、お客様を引き付ける必要があります。

【既存顧客の再購買率の低下】

適切な販売促進が行われていないと既存顧客が再度店舗を訪れる動機が減少し、再購買率が低下する可能性があります。
お客様のリピート購入を促進するためには定期的な特典や割引、会員特典などの販売促進活動が必要です。


チャンスロスが発生する原因③:マーケティング戦略の欠如


「マーケティング戦略の欠如」は、小売店におけるチャンスロスの原因となります。
これはお客様を引き付け、商品を売るための戦略が不足している状況を指します。
具体的には、以下のような点が挙げられます。

【ターゲット顧客の理解不足】

お客様のニーズや好みを正確に把握していないため、適切な商品やサービスを提供できない場合があります。
その結果、お客様が他の店舗やオンラインストアを選択し、販売機会を逃すことがあります。

【競合分析の不足】

競合他社の動向や戦略を把握していない場合、競合他社に対する差別化や競争力を失い、お客様を失う可能性があります。

【ブランドイメージの欠如】

魅力的なブランドイメージを構築していないとお客様にとって魅力的な店舗としての認知が低くなり、購買意欲が低下する要因となります。

【プロモーション戦略の不足】

効果的な広告や販促活動が不足しているとお客様の認知度が低くなり、販売機会が失われる事態を招きます。

【デジタルマーケティングの活用不足】

オンラインでの存在感やデジタル広告を活用していないとお客様が店舗を見つけることができず、販売機会を逃す可能性があります。


チャンスロスが発生する原因④:スタッフのトレーニング不足


スタッフのトレーニング不足もチャンスロスを招く原因の一つです。
スタッフのトレーニングが不足していると以下のような問題が生じる可能性があります。

【商品知識の不足】

スタッフが商品に関する情報を正確に把握していないと、お客様の問い合わせに適切に対応できません。
商品の特徴や利点、使用方法などについての知識が不足していると、お客様が商品の購入を見送る可能性が高まります。

【サービスの質の低下】

スタッフがトレーニングされていない場合、サービスの質が低下し、顧客満足度が低くなります。
お客様が良い接客やサポートを期待して店舗を訪れた際に期待に応えられないと、再来店や口コミでの店舗の推薦が減少し、販売機会を失う確率を上げてしまうのです。

【チームワークの不足】

スタッフがトレーニングされていないと、チーム全体の効率や連携が損なわれる可能性があります。
効果的なチームワークが欠如するとお客様へのサービスや店舗運営に関する問題が生じ、お客様が他店舗に流れるリスクが高まります。


それでは小売店におけるチャンスロスの主な原因については以上です。
次回のコラムでは、チャンスロスの対策について解説いたします。
2024.03.19

チャンスロス(機会損失)していませんか?

小売店におけるロスの原因で見落としがちなのが
チャンスロス(機会損失)」です。

チャンスロスは、数値化しにくいため、経営者や従業員が気づきにくい傾向があります。
本来であれば利益に結びつく可能性があった機会をみすみす逃してしまったり、お客様の購買意欲を引き出せる機会を逃すことが、多くの小売店で起こっているのです。

日々同じ業務を繰り返している中で、目の前に潜んでいるチャンスロスを見逃していませんか?売上・利益アップには、チャンスロスをしっかり理解することが大事です。

そこで今回は、小売店における「チャンスロス」について詳しく解説いたします。


チャンスロス(機会損失)とは?



「チャンスロス」とは、「機会損失」「機会ロス」とも呼ばれ、売り手のミスや不手際によって利益を得るチャンスを逃し、それによって生じる損失のことを指します。

例えば、発注量が少なすぎて商品が売り切れてしまったり、レジ列が長くてお客様が購入を諦めてしまったりすることなど、本来購入しようとしていたお客様を逃してしまうことで失われる利益のことで、言わば、“儲けそこなってしまった”状況です。


チャンスロスの恐ろしさ


“商品が売り切れてしまった”という状況は、店側から見ると「ロス無く売れた」という意味で「利益」と感じるかもしれません。しかし、その認識はとても危険です。

例えば、スーパーAでじゃがいもが品切れになった場合を考えてみましょう。
肉じゃがの材料を求めて来店したお客様は、じゃがいもがないと知ると、他のスーパーで買い物をしようと考えるかもしれません。その結果、スーパーAではじゃがいもだけでなく、売れるはずだった人参や玉ねぎ、牛肉などの他の商品も買ってもらえない可能性があります。

このように、スーパーAではお客様から得られる売り上げを逃すこととなりました。
ただし、現実にはレジや金庫から商品の代金が失われるわけではありませんので、直接的な損失はゼロです。そのため、「今回は在庫がなかったのだから仕方がない」「お客様は別の商品を購入するだろう」「また来てくれるだろう」などと考えがちです。

しかし、お客様にとっては、自分が買いたかったものが買えなかったわけですから「損した」と感じるでしょう。せっかく来店していただいたのに、がっかりした気分で帰られてしまいます。

さらに、それが続くようならば、お客様は「この店にきても、どうせ欲しい商品はない」とその店への信用をなくし、他の店を選ぶ可能性が高まります。
つまり、失った機会は一度だけではないのです。このようにチャンスロスによる損失は計り知れないものとなります。将来的に事業の成長にとって大きな損失となる可能性があるのです。

まずは『見えないものを見えやすく』あわせて、『感覚と実態の差』を限りなくゼロに近づけ、ロス原因を明確にすることが必要なのです。
次回のコラムでは、チャンスロスが発生する原因について解説いたします。
2024.01.25

今話題の私人逮捕は違法じゃない?万引きGメンも実はそうだった!

都市の喧噪の中で、私たちの安全を守るために時折私人による逮捕が行われています。
しかし、この私人逮捕には法的な疑問が浮上しているのです。

果たして、一般市民が逮捕権限を行使することは合法なのでしょうか?
今回はこの複雑なに問題に視点を当て、私たちが知っておくべき法的側面について探ってみましょう。

*目次



私人逮捕について解説


“ 私人逮捕 ”

それは一般人による現行犯逮捕のことを言います。
最近は私人逮捕系YouTuberのニュースが何かと話題になっていますが、方法を間違えると自分も罪に問われる場合もあるため注意が必要です。
私人逮捕するには条件が大きく2つあります。


① 現行犯または準現行犯であること
② 軽犯罪の場合、犯人の住所・氏名が明らかでなく、逃走する恐れがある場合



条件①:現行犯または準現行犯であること



一つ目の条件は「現行犯(準現行犯も)」であること。
犯行を現認した場合、現行犯逮捕の要件を満たせば警察でも逮捕状がいらず、誰でも被疑者を取り押さえることが出来るのです。
これは緊急性が高いことから認められているもの。
そのため、明らかな犯罪で犯人が分かっていた場合であっても現行犯や準現行犯でない限りは私人が取り押さえることは出来ないのです。

※準現行犯とは・・・罪を犯してから間がないと明らかに認められる場合


条件②:軽犯罪の場合、犯人の住所・指名が明らかでなく、逃走するおそれがある場合



私人逮捕におけるもう一つの条件は30万円以下の罰金、拘留、科料の罪に該当する場合(例: 過失傷害罪、侮辱罪などの軽微な犯罪)、かつ犯人の住所や氏名が不明であり、犯人が逃走するおそれがある場合です。

つまり軽微な犯罪でたとえ現行犯であっても、知人であったり名前や住所が判明している場合、私人逮捕は出来ないのです。


万引きGメンによる逮捕も実は私人逮捕


実は万引きGメンが万引き犯を捕まえる行為も一般的には私人逮捕の一形態とみなされています。
では、最近話題の私人逮捕系YouTuberと万引きGメンの違いはなんなのか。

その違いは明確です。
万引きGメンは警備会社で雇用されて各店舗に派遣されている警備員なのです。
万引きGメンとして働く警備員の方は警備業法に基づいて講習や取り押さえ方などの研修をしっかり受けています。

対して私人逮捕系YouTuberは派遣などではなく、個人で動いています。
近年、電車内や駅構内で痴漢や盗撮といった疑わしい行為が発生すると、それに対処するためにYouTuberが乗客を私人逮捕と主張し、その一部始終を撮影した動画をアップロードするケースが増加していますよね。(このようなコンテンツをアップしているYouTube配信者を「私人逮捕系YouTuber」と言います)
この私人逮捕系のコンテンツは始めこそ賛同の声も上がっていましたが、最近では行動が過激すぎるとの指摘も増え、鉄道会社やメディア、警察も問題視しているのです。

実際、近頃は私人逮捕系YouTuberの逮捕が相次いでいますよね。


私人逮捕が誤認だった場合、どうなるのか?


私人逮捕した人が裁判のうえ犯人として認められなかった場合、被疑者は無罪判決を受けることもあります。
これは“誤認逮捕”です。

その場合、誤認逮捕されてしまった人は身に覚えのない罪を突き付けられ、身柄拘束や不利益を受け、場合によっては仕事を辞めなければならない等の社会的制裁を受けることになります。
これによって受ける精神的苦痛は計り知れないものです。
そのため、誤認逮捕により慰謝料請求をされることもあるでしょう。

では、慰謝料を請求されてしまったら応じなければいけないのかについてですが、本当に現行犯であると確信をもって私人逮捕に及んだのであれば、結果誤認逮捕であったとしてもその行為に対して「逮捕罪」「監禁罪」などの罪が成立する可能性は低いと言われています。
とは言え、民事上の不法行為責任は過失によっても追うことはあるため、場合によっては損害賠償など何らかの責任を問われる可能性は十分あります。



私人逮捕系のコンテンツをYouTubeに投稿するのは違法性がある?


先程、私人逮捕系YouTuberの逮捕が相次いでいると言いましたが、そもそもこのようなコンテンツをYouTubeに投稿するのは違法性があるのでしょうか?
これは、捕まえた犯人の顔をモザイクかけずに投稿してしまった場合は違法性があると言えます。

というのも、犯人本人を特定出来るような状態の動画をYouTubeにアップしてしまうと、“名誉毀損罪”が成立する可能性があるからです。
犯人自身から“損害賠償”を請求される恐れもあります。

また、犯人を捕まえる際、逃走させないためにと必要な範囲を超えての取り押さえや、スマホなどの所持品を無理やり取り上げる行為は「逮捕罪」「監禁罪」「暴行罪」「傷害罪」「強盗罪」などの罪に問われる可能性もあるため注意が必要です。

私人逮捕の一連の流れを撮影してYouTubeにアップするというのは、リアルで緊張感もあるため視聴回数が取れるかもしれませんが、その分「もっと面白いものを!」とヒートアップしてしまい度を超えてしまうリスクも高いため、それらをしっかり考えた上でYouTube活動をするようにしましょう。


Gメン依頼はエスピーユニオン・ジャパンへ


「いつ」「どこで」、犯罪が起こるのかは誰にも分かりません。

私人逮捕は痴漢や万引き等の犯罪を現行犯逮捕により解決する手段としてとても有力ですが、実際のところは現行犯なのかどうかや、実力行使の限界といった判断が難しい場面が多いのが実情です。
一歩間違えれば他人の人生を狂わすものでもありますので、行動を起こす際は動画の視聴回数稼ぎ等といった軽い気持ちではなく慎重に考えるようにしましょう。

また、当社には創業から50年以上万引き対策に力を注いできた経験と実績があります。
万引き対策をお考えの際は、是非当社の万引きGメン「HI-SAT」にお任せください。
2024.01.22

書店での万引き対策はどうする?書店が狙われる理由や本一冊の被害損失について解説

近年書店が大幅に減少し続けていることが問題となっていますが、その原因は単に本が売れなくなったからというだけではありません。
万引きによる被害も大きく影響しています。

たとえ漫画一冊でも損失は大きいもの。
安定した経営を続けていくためには一冊でも本を守ることが重要です。

本記事では書店が狙われる理由や書店での万引き対策について解説していきます。

*目次



書店で起こる万引きの特徴


万引き犯の年齢と犯行に及ぶ店舗には相関関係があると言われています。
例えば、12歳以下の少年はコンビニでの万引きが多く、高齢者はスーパーでの万引きが多いとされています。

では、書店の場合はどうでしょうか?
書店は駅構内や商業施設などにあることから学校帰りの大学生、仕事終わりのサラリーマンなど20代~40代の犯行が多いことが指摘されています。

万引き犯は「いざとなったら電車で逃げよう」「一冊無くなっていても気づかれないだろう」「店員が少ないからバレなそう」などという犯罪心理などから犯行に及びます。

また、ゲーム機器の販売やDVDレンタルをしている書店では本以外の商品も万引き被害に遭うことがあります。


書店が万引き犯に狙われる理由


万引き犯が書店を狙う理由は、①換金目的 ②自分で読むため、という2つの理由が挙げられます。

換金目的の犯行は、万引きした本を中古販売店やフリマアプリなどで売りさばく悪質犯行が目立ちます。
本は食品や日用品よりも売りやすく、売れやすいので万引き犯に狙われやすいです。
とく新作漫画や人気芸能人の写真集は需要があるうえに換金率が高いので万引きされやすい傾向にあります。フリマアプリでも売れやすいのでしょう。

また自分で読むことを目的とした犯行は、中高生が参考書や問題集を万引きするというケースも珍しくありません。


本一冊の万引きでも書店側の損失は大きい


本の仕入れ値は販売価格の約8割程度、利益は1冊あたり2割程度と言われています。
つまり1冊1000円の本の仕入れ値は800円となり1冊販売したときの利益は200円です。

仮に1000円の本を万引きされた場合、5冊販売してようやくプラスマイナスゼロ。
窃盗被害を埋めるためには同じ本を30~50冊販売しなければなりません。
それに加えて昨今は書店業界全体が厳しい状況下にあるため、一件の万引きが経営に与える影響も年々大きくなっています。

たとえ本1冊の万引きでも書店側は大きな損失をこうむるのです。


書店における万引き対策


基本的なことですが、万引き犯は常に万引きしやすい書店を狙っています。
一件でも万引きを防ぐためには万引き犯を排除する店内作りが大切です。


・陳列方法を工夫し死角をなくす
・防犯機器の設置
・長時間の立ち読みを制限する




陳列方法を工夫し死角をなくす



書店は本棚が多いためどうしても死角ができてしまいます。
死角を減らすためには、まずは本棚を低くしてみましょう。
本棚を低くすることにより店内をすみずみまで見渡すことができ防犯対策に繋がります。
また、可能であれば通路の幅を広げて見通しの良い動線を作ってください。

さらに店内のいたるところに椅子を設置してみましょう。
一見インテリアに見えますが、実はこれも万引き対策のひとつで、本棚の間に人目を置くことで万引きしづらい環境を作ることができます。



スリップに防犯タグをつける



売上管理のため多くの書店では短冊状の紙「スリップ」を本の間に挟んでいると思います。
そのスリップと一緒に防犯タグを挟めば、万引き犯が外に持ち出そうとしても出入り口の防犯ゲートで警報ブザーが鳴り万引きに気がつくことができます。
使用したスリップはいつも通り会計時で抜けば防犯タグも再利用ができます。



長時間の立ち読みを制限する



つい黙認しがちな立ち読み。
大きな書店では1時間超えて立ち読みする人も珍しくないですが、長時間の立ち読みは万引きを誘発する要因となります。
陳列棚の前に長時間いるため書店員の目を盗みやすく隙を見て商品を鞄に入れたり、最近は本の内容を無断撮影する「デジタル万引き」も立ち読みにより発生しやすいと言われています。

立ち読みを防止するには、POPや店内放送などで呼びかけたり、新作漫画や人気の本には防止テープをして立ち読みできないように工夫してみましょう。

もし、書店員だけでの対策に限界を感じたら当社にご相談ください。
創業から50年以上万引き対策に力を注いできた当社の万引きGメン「HI-SAT」は、長年の実績と知識を活かして店舗ロスの原因を究明し万引き実態を把握、改善策をご提案しております。

万引き以外にも、置引、スリ、痴漢、その他店舗で起こりうる犯罪や迷惑行為に対する対策も得意としているので、お困りの歳はお気軽にご相談ください。