2020.01.16

第五回 【ロス対策レポート】~「接客サポートカメラとして運用する防犯カメラの絶大な効果あれこれ」~

防犯カメラとして運用することを性悪説対応とするならば、接客サポートカメラは性善説対応と言い換えることができる。前者は灰色で暗いイメージを抱くが、後者は明るく何か希望の持てそうな、そんなイメージを抱くのは私だけではないだろう。

「ロス対策」と言うと、それは前者のイメージを持つ者も多く同時に被害者意識をも合わせ持ってしまう。これでは声高に叫んでも一向に効果は上がらない。つまり、全従業員の意識をいかに被害者意識ではなく、後者の意識へどう導くかである。意識が変われば全てが変わるのである。欠くことのできない事柄が三つある。
1、店舗リーダーが褒め上手になることである。
2、管理システムは性悪説できちんと構築すること。
3、接客サポートカメラの情報判断に客観性を持たせること。
すると全従業員が「使われている」という被害者意識から「自分の店」と意識が変化する。これが全ての始まりなのである。

次回の万引きロス対策は、「意識を変えた具体事例」で、
を予定しております。

株式会社エスピーユニオン・ジャパン
代表取締役 望月 守男