2024.06.26
小売業を悩ます「商品ロス」の原因と対策

棚卸しの際、在庫数量が合わないことで発覚する「商品ロス」
この商品ロスの金額に頭を悩ます経営者は多いのではないでしょうか。
商品ロスは百害あって一利なし。
普段からロス対策を意識することが利益率の最大化に繋がるのです。
そこで本記事では、小売業が抱える商品ロスの原因と対策についてロス対策専門会社が解説します。
会計処理では「棚卸減耗損」と呼ばれます。
例えば100個の商品を仕入れ70個売り上げた場合、在庫数は30個になるはずが、数えてみると25個だったりする。
あるはずの商品が無くなっている、この差が「商品ロス」なのです。
通常であればお客様に商品を購入いただき、仕入れ値との差額で利益を得るものですが、仕入れた商品が無くなると仕入れ値がそのまま店舗の損失に繋がります。
「1個や2個無くなったって大丈夫だろう」と考えるスタッフや店長がいるかもしれません。
しかし、商品の原価は思いの外高く、積み重なればさらに大きな損失を招いてしまうため、一刻も早く対策を行う必要があるのです。
これは店舗外からの訪問者により起こる被害なので「外部」と呼ばれます。
洋服やアクセサリーなどの衣類品関連は若者による犯行が多い一方で、スーパーなどの食品関連では主婦、そして高齢者による万引きが近年では目立っています。
従業員や警戒員が犯行現場を目撃し犯人を確保できればロスを回避できますが、大半は誰にも気付かれることなく店内の商品が盗まれてしまうのです。
販売している商品を従業員が無断で持ち帰るケースや在庫管理の誤差、POSレジでの取引ミス、従業員が商品を破損させた際に不正に廃棄処分をして隠蔽するケースなど、さまざまな要因によりロスが生じます。
商品の数え間違いやレジでの違算金、価格設定ミス、伝票上のミスなど、手作業が伴う場面においてはミスが発生しやすいといえます。
そのため外部ロス並びに内部ロスを重点的に対策することで、商品ロスを大幅に軽減することができます。
「いらっしゃいませ」
「ご利用くださいませ」
「お探しのものがありましたらお気軽にお声がけください」など
入店時や店内でのお声掛けを積極的に行うことで「この店は客を見ているな。」「この店はやめておこう。」と犯人は警戒し、他の店での犯行を試みるでしょう。
また監視カメラの設置だけでなく、死角になる通路や柱へのミラーの設置、防犯ゲートなどの導入で万引きしようとする意欲を格段に低下させる効果が期待できます。
それらの対策を行ったうえで、万引きGメン(私服保安員)に依頼する手段も効果的です。
店舗に常駐して警戒を行う万引きGメンは、その道のプロとして万引きの手口を熟知しているため、高い防犯性が期待できます。
このように、万引き被害が多発する前に事前にできる対策を行い「万引きを許さない」という姿勢を見せることが重要になります。
その他、詳しい万引き対策については下記コラムをご参考ください。
関連記事:スーパーの万引き防止策5選!巧妙化し続ける手口に負けない対策をしよう
まずは商品の在庫を正確に把握することがポイント。
商品の在庫管理が不十分だと不正自体が発覚しにくく、電子帳簿改ざんなどの不正行為を招きかねません。
さらに店内ルールを徹底することで、従業員による不正が起こりにくい環境づくりを実現できます。具体的には就業規則や雇用契約書の見直し、倉庫や事務室などバックヤードへの監視カメラの設置、頻繁に在庫確認を行うなどの対策を実施しましょう。
商品在庫に関わる「仕入」「売上」「返品」「廃棄」「値上げ」「値下げ」などの情報は正確に記録し、ミスが起こりやすいデータ入力や帳票の記載などは要注意とし、ミスが発生しにくいやり方を従業員全員で徹底することでミスの減少に繋がります。
※特に仮伝票から本伝票への起票作業は再チェックが重要です。
それは、お客様も従業員も「自分の店だと思えるくらいの店」を作ることです。
あなたのお店は価格設定や商品陳列、接客のどれをとっても、友達に自慢したくなるような空間になっていますか?お客様がわざわざ足を運びたくなるような、そして従業員が誇りを持って働けるような店づくりを目指すことで、そこは単なる商売の場ではなく、訪れる人々にとっての「特別な場所」となるのです。
当社エスピーユニオン・ジャパンは創業から50年以上、あらゆるロス原因を徹底排除して参りました。店舗のロスにお困りの際には是非お気軽にご相談ください。
この商品ロスの金額に頭を悩ます経営者は多いのではないでしょうか。
商品ロスは百害あって一利なし。
普段からロス対策を意識することが利益率の最大化に繋がるのです。
そこで本記事では、小売業が抱える商品ロスの原因と対策についてロス対策専門会社が解説します。
*目次
小売業にとっての「商品ロス」とは?
商品ロスとは、店舗の在庫から発生するロスのことを指します。会計処理では「棚卸減耗損」と呼ばれます。
例えば100個の商品を仕入れ70個売り上げた場合、在庫数は30個になるはずが、数えてみると25個だったりする。
あるはずの商品が無くなっている、この差が「商品ロス」なのです。
通常であればお客様に商品を購入いただき、仕入れ値との差額で利益を得るものですが、仕入れた商品が無くなると仕入れ値がそのまま店舗の損失に繋がります。
「1個や2個無くなったって大丈夫だろう」と考えるスタッフや店長がいるかもしれません。
しかし、商品の原価は思いの外高く、積み重なればさらに大きな損失を招いてしまうため、一刻も早く対策を行う必要があるのです。
商品ロスを招く3大要因
商品ロスを招く原因は主に3つ。・外部ロス(万引き)
・内部ロス(盗難・処理誤りなど)
・管理ミス
・内部ロス(盗難・処理誤りなど)
・管理ミス
外部ロス(万引き)
外部ロスは、万引きによる被害を指します。これは店舗外からの訪問者により起こる被害なので「外部」と呼ばれます。
洋服やアクセサリーなどの衣類品関連は若者による犯行が多い一方で、スーパーなどの食品関連では主婦、そして高齢者による万引きが近年では目立っています。
従業員や警戒員が犯行現場を目撃し犯人を確保できればロスを回避できますが、大半は誰にも気付かれることなく店内の商品が盗まれてしまうのです。
内部ロス(盗難・処理誤りなど)
内部ロスでは、従業員による不正で商品が消失するといった内部不正が多く見られます。販売している商品を従業員が無断で持ち帰るケースや在庫管理の誤差、POSレジでの取引ミス、従業員が商品を破損させた際に不正に廃棄処分をして隠蔽するケースなど、さまざまな要因によりロスが生じます。
管理ミス
管理ミスは、従業員が処理を誤ってしまうケースを指します。商品の数え間違いやレジでの違算金、価格設定ミス、伝票上のミスなど、手作業が伴う場面においてはミスが発生しやすいといえます。
商品ロス対策を徹底し利益率をアップさせよう!
ここまで商品ロスを招く3大要因について説明しましたが、万引きをはじめとする内・外部ロスの実態額は、一般的に認識されているよりもはるかに大きいと言われています。そのため外部ロス並びに内部ロスを重点的に対策することで、商品ロスを大幅に軽減することができます。
外部ロス対策【お客様への目配り・監視カメラ・万引きGメンの導入】
外部ロス対策には、従業員によるお客様への目配り(接客)が効果的です。「いらっしゃいませ」
「ご利用くださいませ」
「お探しのものがありましたらお気軽にお声がけください」など
入店時や店内でのお声掛けを積極的に行うことで「この店は客を見ているな。」「この店はやめておこう。」と犯人は警戒し、他の店での犯行を試みるでしょう。
また監視カメラの設置だけでなく、死角になる通路や柱へのミラーの設置、防犯ゲートなどの導入で万引きしようとする意欲を格段に低下させる効果が期待できます。
それらの対策を行ったうえで、万引きGメン(私服保安員)に依頼する手段も効果的です。
店舗に常駐して警戒を行う万引きGメンは、その道のプロとして万引きの手口を熟知しているため、高い防犯性が期待できます。
このように、万引き被害が多発する前に事前にできる対策を行い「万引きを許さない」という姿勢を見せることが重要になります。
その他、詳しい万引き対策については下記コラムをご参考ください。
関連記事:スーパーの万引き防止策5選!巧妙化し続ける手口に負けない対策をしよう
内部ロス対策【在庫管理、店内ルールの徹底】
内部ロス対策では、在庫管理や店内ルールを徹底することが重要です。まずは商品の在庫を正確に把握することがポイント。
商品の在庫管理が不十分だと不正自体が発覚しにくく、電子帳簿改ざんなどの不正行為を招きかねません。
さらに店内ルールを徹底することで、従業員による不正が起こりにくい環境づくりを実現できます。具体的には就業規則や雇用契約書の見直し、倉庫や事務室などバックヤードへの監視カメラの設置、頻繁に在庫確認を行うなどの対策を実施しましょう。
管理ミス対策【従業員マニュアルの徹底】
管理ミス対策では、従業員マニュアルを徹底することが重要です。商品在庫に関わる「仕入」「売上」「返品」「廃棄」「値上げ」「値下げ」などの情報は正確に記録し、ミスが起こりやすいデータ入力や帳票の記載などは要注意とし、ミスが発生しにくいやり方を従業員全員で徹底することでミスの減少に繋がります。
※特に仮伝票から本伝票への起票作業は再チェックが重要です。
「自分の店」と思ってもらうことが商品ロス0につながる
今回は小売業が抱える商品ロスの原因と対策について解説しましたが、実は万引きや内部不正による商品ロスをゼロにするだけでなく、売り上げ粗利までアップする方法があります。それは、お客様も従業員も「自分の店だと思えるくらいの店」を作ることです。
あなたのお店は価格設定や商品陳列、接客のどれをとっても、友達に自慢したくなるような空間になっていますか?お客様がわざわざ足を運びたくなるような、そして従業員が誇りを持って働けるような店づくりを目指すことで、そこは単なる商売の場ではなく、訪れる人々にとっての「特別な場所」となるのです。
当社エスピーユニオン・ジャパンは創業から50年以上、あらゆるロス原因を徹底排除して参りました。店舗のロスにお困りの際には是非お気軽にご相談ください。