2024.07.22

起きてからでは遅い!営業妨害を防ぐための対策方法を解説

ひと昔前は「お客様は神様」という考え方が浸透していましたが、現在はこの言葉が一人歩きしてお客様がモンスター化し、営業妨害の被害に遭う店舗も少なくありません。

ひとたび被害に遭えば、客足の低迷や売上の減少、従業員の離職など損失を受けて店舗自体の存続も不安視されます。

そこで本記事では、営業妨害の被害に遭わないための対策についてロス対策専門会社が解説いたします。

*目次

営業妨害とは?具体例とともに解説

営業妨害とは、お店や事業者の営業を妨害する行為全般のことを指します。
近年はネットを使った営業妨害が問題となっており、虚偽の事実を書き込まれて被害を受けるケースが増えています。

下記は営業妨害の一例です。

・従業員に暴言を吐く
・従業員の体を触ろうとする/盗撮しようとする
・商品の陳列を勝手に入れ替える
・会計前の商品を勝手に開封する
・店内の備品を勝手に持ち帰る
・SNSに嘘の情報を流す
・車上荒らし
など

迷惑行為をした当事者は、嫌がらせや悪戯のつもりで軽い気持ちかもしれないですが、たとえ悪意がなかったとしても見過ごすわけにはいきません。
ちょっとした悪質行為で店側は大損害を受ける可能性があることを心得ておきましょう。

身近な人物による営業妨害もゼロではない!

身近な人物が営業妨害をしてくるケースも珍しくありません。
退職した元従業員やライバル社の社員、取引先など思わぬ人物が起こす営業妨害もあります。

とくに元従業員はお店の内部事情を知っていることもあり、内部情報を勝手にSNSにアップしたり防犯カメラの死角を利用して万引きといった迷惑行為をする可能性があります。

内部の人間による不正というのは、なかなか気が付きにくいものです。
そのうえ犯人の特定が難しく不正が繰り返し行われることもゼロではないのです。

「自分の店だと思えるような店づくり」が営業妨害の対策に繋がる

営業妨害を未然に防ぐためには、お客様も従業員も”自分の店だと思えるような店”をつくることが重要です。
お客様に感動体験をしていただくことで「あそこのお店に迷惑をかけたくない」と思うきっかけとなり営業妨害の対策に繋がります。

また、従業員は自分の店として思い入れが強くなり、内部不正行為への動機を減らすことができます。

雰囲気の良いお店にはいくつかの共通点があります。
温かみのある接客やお客様との円滑なコミュニケーションといったソフト面に加えて、見やすい商品ディスプレイや清掃が行き届いているなどハード面の工夫も良いお店作りのポイントです。
「売場作りではなく買場作りを心がけよう」

当社エスピーユニオン・ジャパンでは創業58年で培ったノウハウを発揮して、店内環境を整備しつつ全体のパフォーマンスが向上するような「自分の店」づくりをお手伝いいたします。

迷惑行為による営業妨害や万引き、ロス対策でお悩みの方は、ぜひご相談ください。