2023.10.22

レジ袋有料化でスーパーの万引き件数増加!その理由と効果的な万引き対策をご紹介

2020年から始まった「レジ袋有料化」。
海洋プラスチックのごみ問題や地球温暖化問題解決の糸口として始まったこの施策は、主にコンビニやスーパー、薬局などがメインとなっています。
始まった当初はどこまで国民が協力的になるか疑問視されていましたが、今やレジ袋有料が当たり前になっています。また、実は始まったその年には、すでに良い結果を打ち出しているのです。

そんな中で問題になっているのが「万引きの増加」です。
“レジ袋の有料化と万引きにどんな関係があるの?” と思う人もいるかもしれませんが、実はこの施策が始まったことによって万引きが増えているスーパーやお店などが多く存在するのです。

本記事ではレジ袋の有料化と万引き増加の関係性や、レジ袋の有料化によって引き起こる万引きの対策についてロス対策専門会社が解説します。

*目次


2020年から始まったレジ袋有料化の効果

2020年の7月から施行されたレジ袋有料化から早3年。
まだまだレジ袋を利用している人も多くいますが、マイバッグやエコバッグを持って外出することが普通になってきていますよね。

有料化することでレジ袋を利用する機会を減らし、ごみになるレジ袋を減らすことで、結果的にプラスチックゴミの排出を防ぐことができています。

施策スタート前の2019年の廃プラスチック量は850万トン。
そこからたったの1年で廃プラスチック量は822万トンまで減少しました。
その減少量はなんと28万トン!

さらにリサイクルされることなく焼却、もしくは埋め立てで処理された廃プラスチックの量も125万トンから112万トンまで減少させることに成功し、廃棄されるプラスチックの量を格段に減らすことができました。

このように環境問題の観点では大きな効果を発揮している施策ですが、そんな中で今、新たな大きい問題が生じています。それが “マイバッグやエコバッグを利用した万引きの増加” なのです。


マイバッグ・エコバッグが主流になることで消えたスーパーでの違和感

2020年のレジ袋有料化が始まるまではレジ袋の利用が当たり前でした。
ひとつやふたつの商品をレジ袋なしで購入する人はいましたが、たくさんの商品を購入した際に「袋いりません」とレジ袋の使用を断っていた人はとても少ないのではないでしょうか?
レジ袋をもらうのが当たり前だったこともあり、スーパーやお店の中で “空の袋” を持って歩いていることに違和感がありました。

ですが、現在は布製やポリエステル製のマイバッグ・エコバッグを一枚持ってお店に足を運ぶのが当たり前の世の中に変わりました。万引き犯からしてみれば、マイバッグ・エコバッグを悪用しやすくなったと言えるでしょう。
実際にレジ袋有料化が施行される前に比べて施行後の方が圧倒的に万引きの被害が増えたというデータもあります。


レジ袋有料化+セルフレジ導入がスーパーの万引き増加に拍車をかけている

最近のスーパーやコンビニはセルフレジのところが多いです。
皆さんの家の近くにもセルフレジの導入を始めたお店がちらほらあるのではないでしょうか?

自らバーコードをひとつひとつ通して会計を行ことができる環境が整ってしまったことで、未会計の商品を会計済みの商品の中に忍ばせて店を後にするという万引きの手法も…。
もし未会計の商品が発覚してお店の中や外で声をかけても「会計し忘れていた」と言えばごまかせてしまうこともあるようで、常習的に万引きを行う人も増えていると言います。

環境の観点では効果的と言われるレジ袋有料化も、マイバッグ・エコバッグの普及、さらにセルフレジの導入によって見方を変えると万引きの被害増加に拍車をかけているのです。


マイバッグ・エコバッグが当たり前になった今できる万引き対策

普段万引き対策を行っているスーパーやお店でも、マイバッグ・エコバッグを利用した万引きには頭を抱えているところは少なくありません。
従業員による声かけ、死角の撤廃、警備員による巡回等以外にも、効果的な万引き対策をいくつか解説します。

1.マイバッグ・エコバッグ店内持ち込み時のルール設定
2.セルフレジへのスタッフ配置
3.AIカメラの導入



万引き対策①マイバッグ・エコバッグ店内持ち込み時のルール設定


マイバッグ・エコバッグに何も入れずに手にぶら下げて店内を回遊するのを防ぐために
「バッグはレジでの会計時にお出しください」
「店内回遊時は折りたたんでお持ち込みください」
というようなルール付けをするのが効果的です。

“中々強制するのが難しい” という意見もありますが、スーパーなどの店頭入口に張り紙や注意書き、マイバッグ・エコバッグをぶら下げて歩いている人への声かけを続けることによってお客さんにも意識付けすることができます。


万引き対策②セルフレジへのスタッフ配置


セルフレジはお客さん自ら会計を行うことができるので、ここで未会計の商品をマイバッグ・エコバッグに入れて万引きしてしまうケースも多いです。
そもそもセルフレジの手順が分からないお客さんもいるので、そのサポートも含めセルフレジに監視スタッフを配置しましょう。不自然な動きをしたお客さんへの対応や、人の目があることでの万引き抑止につなげることができます。


万引き対策③AIカメラの導入


AIカメラは普通の防犯カメラとは異なり、来店したお客さんの動きを撮影し、その映像をもとにしてAIが不自然な挙動を起こした人を探知して店員のスマートフォンに通知するという仕組みです。実際に導入を開始した化粧品チェーンでは導入前と導入後では被害額が約61%も減少したとか。
ドラッグストアでも約67%の被害額減少に成功したという結果もあります。


「自分達ではどうにもならない」そんな時は万引きGメンを頼ろう

「まずは自分たちでどうにかしよう」とご紹介したような万引き対策を実施したとしても
効果が出ない時もあります。
そんなときは諦めないで万引きGメンを頼るのもおすすめです。

万引きGメンは万引き犯確保のプロフェッショナルです。
店内の監視や声かけ、万引きをさせない環境づくりも熟知しているので、効果的な万引き対策が可能です。

当社が行う「万引きGメン HI-SAT」は、年間300件以上の万引き犯を摘発してきた実績のある業界最強部隊です。万引き以外にもスーパーなどでの迷惑行為や車上荒らし、さらには内部不正などのトラブルにも対応できるので、お店周りのトラブルでお悩みの際は、ぜひご相談ください。


スーパーの万引きは未然に防げる

「万引きは仕方ない」「店を運営していくのに万引きはつきもの」と思っている人も多いようですが、万引きは発覚してから動くのではなく未然に防ぐことで被害を最小限に抑えることができます。

もちろん常習性の高い手口が巧妙な万引き犯も多くいますが、予め対策を施しておくことで「ここのお店は万引き対策を徹底しているからやりづらい」「ここのスーパーはやめておこう」と万引き犯をお店から遠ざける効果もあるのです。

被害が大きくなれば大きくなるほど、いくら売り上げをあげていても経営が立ち行かなくなり、ゆくゆくは万引き倒産となってしまう可能性もあります。

今の時点で少しでも悩んでいたり不安を感じたりしている人は、積極的に万引き対策を実施して被害軽減へつなげていきましょう。