2023.12.20

万引きされやすいお店の特徴とは?狙われやすい時間帯や今からできる対策を解説

お店を経営するオーナーさんや店長さんの悩み事に必ず入ってくる “万引きの被害”。
1件あたりの被害額が少なかったとしても件数が増えれば経営に支障をきたします。
場合によっては、万引きが原因で倒産に追い込まれるケースもあるのです。

みなさんは万引きされやすいお店の特徴をご存じですか?
知らず知らずのうちに自分のお店が万引き犯に狙われやすいお店になっている可能性もあるでしょう。万引き被害を最小限におさえるためには、狙われやすいお店の特徴を知って事前に対策を行うことが大切です。

本記事では、どんなお店が万引きの被害にあいやすいか、どのような対策を行えば被害を抑えることができるのかをロス対策専門会社が解説していきます。

*目次


万引き手段には種類があり、万引き犯の種類も多数

実は万引きにはひとつの方法だけでなく、いくつかの種類があることをご存じだったでしょうか。手法によってそれぞれ特徴が異なります。

万引きの手法


・レジ抜け(カゴ抜け) レジを通すことなく商品を盗むこと
・カゴ抜け(カゴダッシュ) カートやカゴに商品を入れてそのまま逃走すること
・中抜き 商品の中むだけを抜き取って盗むこと
・持ち込み 更衣室やトイレに店内の商品を持ち込んで盗むこと
・タグ切り 商品についているタグを切って盗むこと


年代ごとの万引き犯の特徴


また、万引きを行う層はとても幅広く、一概に「こんな人」とは断定することができません。
若い人からお年寄り、職業などもそれぞれです。
ですが、その年代ごとに万引きを行う目的などに特徴はあります。

<青少年>
共犯者が多く、友人に誘われて犯行に及ぶ人も多い。
買い物目的ではなく万引き目的でお店に入店することがほとんど。

<成人>
出来心や衝動的な万引きが多い。
その中の一部には経済的困窮による社会的孤立によって犯行に及ぶ人も。

<高齢者>
成人と同様に経済的困窮や社会的孤立、衝動的な万引きも多いが、その他に認知症など病気の影響からくる万引き事例も多く発生している。

特に青少年は、犯罪に手を染めている認識・感覚がないことも多いです。
そのため、二度三度と犯行を繰り返すこともあります。


お店によって万引きされやすい時間帯が異なる

実は、お店の種類によって万引きされやすい時間帯が異なります。
万引き犯はお店の特徴によって万引きする時間を変えているのです。
さらには、万引きを行うペルソナの特徴も異なります。

◍ スーパーマーケット

来店客数が多い昼から夜の時間にかけての万引きが多数。
その中でも特に休日は狙われる可能性が高い。
万引き犯の多くは女性や高齢者。

◍ コンビニエンスストア

平日の朝から夕方にかけての時間帯に万引きが起こることが多い。
特に青少年の万引き犯が多く、友人と遊びの延長で犯行に及ぶことも。

◍ 本屋

夕方の犯行が比較的多い。
雑誌や漫画などを青少年が万引きする事例が多数。

◍ ドラッグストア

女子中高生が化粧品や雑貨を万引きするケースが多い。
コンビニと同様に友人と犯行に及ぶことも。

◍ 百貨店

特にバーゲン時期は更衣室等に試着を名目とし、衣服を複数枚持ち込んで、商品の上から自分が着てきた服を着て店を出るという手法が目立つ。また、複数人で来店し、一人が店員の気をそらしているうちに他の人が犯行に及ぶというケースも。

このように一言に言ってもお店によって万引きされやすい時間帯や犯行に及ぶ万引き犯の人物像も異なります。該当する種類の店舗形態のオーナーさんや店長さんはこれらの特徴を参考に、万引き対策を重点的に行う時間等を設定していきましょう。


万引きされやすいお店の特徴

万引き犯から見て「この店は万引きしやすい」「今日はここにしよう」という判断材料となる特徴がいくつかあります。
今回はたくさんある中の16個を一挙ご紹介します。

1. 店内の照明が暗い
2. 商品が整頓されていない
3. 商品が店舗内に積まれている
4. 店舗内の棚が高く見通しが悪い
5. 店舗内に死角が多い
6. 店舗内で管理者が見えない箇所が存在する
7. アルバイト・パートの従業員が多い
8. 24時間経営
9. 深夜経営
10.万引き防止システムやアイテムが設置されていない
11.レジの前に高い棚がある
12.天井からのPOPでレジが見えにくくなっている
13.捕まえた万引き犯を警察へ通報していない
14.店員がお客様に「いらっしゃいませ」等の挨拶をしない
15.従業員に対する万引きに関する教育を行っていない
16.万引き常習犯の顔写真等の情報が従業員に共有されていない

自分のお店はいくつあてはまるものがありましたか?
一つでも当てはまれば、そのお店は万引き犯の格好の餌食になってしまう可能性が高いです。
逆を言えば、この特徴を打ち消す対策を行えば万引き犯が自分たちのお店に足を運ぶ可能性が低くなります。


今からできる万引き対策

先程ご紹介した万引きされやすいお店の特徴に基づいて、今日からできる万引き対策をご紹介します。

・万引き被害が多い商品やその位置の洗い出し、死角の有無を確認する
・万引きをしにくい雰囲気づくり
・お客様に対する挨拶の徹底
・レジ前環境の改善
 (高い棚を置かない、天井からのPOP等で生まれる死角を作らない)
・店内照明を明るくする
・商品棚の整理整頓
・万引き被害の多い商品や高額な商品、人気商品の展示場所の配置換え
 (店員が見やすいところに移動)
・お客様の様子に気を配る
・商品を見ずに店員と目が合う客に注意する
・同じ商品を多数持っている人には注意する
・カゴの中にバックやレジ袋を入れている人には注意する
・混んでいるレジに並ばずに出口に向かう人には注意する
・複数の人間と一緒に大きな声で品定めしている客がいる場合は
 別の人間が万引きする可能性があるので注意する
・声をかけた際に目をそらしたり、無視したり、逆に話しかける人には注意する
・万引きを絶対許さないという強い意志持ち、意思表示をする
・「万引きは犯罪」「万引きは警察に届けます」「警察官立ち寄り店舗」
 といった張り紙を張り出す
・捕まえた犯人は必ず警察に引き渡す

また、 “万引き対策用防犯システム”の導入も検討すると良いでしょう。
店舗出入り口にあるゲートシステムや防犯カメラなどが代表的です。

お店の規模や雰囲気に合わせて、効果的な万引き対策を講じてください。

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お店それぞれの万引き犯の特徴や狙われやすい時間帯などを解説してきましたが、自分たちで万引き対策を行うのには限界があるのもまた事実です。
出来るだけ早く万引きリスクを軽減したいとお考えであれば、創業から50年以上万引き対策に力を注いできた当社にお任せください。

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