ホームセンターで起こりやすい犯罪被害とその防犯対策についてご紹介

欲しいアイテムが何でもそろう点や広々とした店内が大きなメリットですが、その一方で店内での迷惑行為や万引きなど悪質な犯行が起こる危険性もあります。
すべてのお客様に安心してお買い物をしていただくためには店舗側で防犯対策を徹底することが大切です。
本記事では、ホームセンターで起こりやすい被害とその防犯対策についてロス対策専門会社が解説いたします。
悪質な被害に頭を悩ませているホームセンターの運営者は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ホームセンターで起こりやすい犯罪被害
ホームセンターではどういった犯罪が起こりやすいのでしょうか?詳しく説明していきます。
・店内での迷惑行為
・盗撮行為
・車上荒らし
万引き
ホームセンターは取り扱う商品が多いぶん、売り場面積が広いことに加えて陳列棚が高くなっているため店員の目が行き届かない場所が多々あります。これが万引き誘発の原因となっています。
また、電化製品など高額商品も多く取り扱うので小売店と比べて被害額が大きくなりやすいです。とくに電動工具は高値で売れるので転売目的として狙われる率が高くなります。
さらに最近はマイバック持参やセルフレジ導入により万引きしやすい環境となっており万引きが増加している店舗が増えています。
店内での迷惑行為
SNSの普及とともに店内での迷惑行為が動画で拡散されるようになりお店に大きな被害を及ぼす事例が増えています。
最近は飲食店での迷惑行為が大きな社会問題となりましたよね。
ホームセンターで考えられる迷惑行為のひとつが、お客様が勝手に商品を開封することです。「どんな商品だろう」という興味本位で開封してしまう人や、面白半分で開封してその場で使用する人がいます。
会計前の商品を勝手に開封することは認められていません。
しかし、開封した場合でも再度封をして販売可能な状態に戻せば罪にならない可能性もあります。「購入する意志があった」と言われてしまうと罪が成立するかは微妙なところです。
とはいえ、行き過ぎた迷惑行為は許されるものではありません。
大きな被害を防ぐためにも「開封厳禁」「開封する前にお声がけを」など防犯対策をしましょう。
盗撮行為
死角が多いホームセンターでは盗撮行為のリスクも考えられます。
その犯行手口はとても悪質。
買い物かごに小型カメラを取り付けて盗撮に及んだり、トイレ内で盗撮したりなどさまざまな事例があります。とくに大型ホームセンターはカフェやフードコートが併設されていて店内に長時間いても怪しまれないため犯行場所として利用されやすいです。
ときには店員が被害者になってしまうことがあります。
車上荒らし
ホームセンターは駐車場が広く、店舗から離れている第二駐車場を設置しているところもあります。こうした人目が少ない駐車場で起こりやすいのが車上荒らしです。
車上荒らしとは駐車している車の中のものを盗撮する犯罪行為。よく狙われるものはカーナビやオーディオ機器など簡単に持ち出せてすぐに転売できそうなものです。
車上荒らしの手口は時代とともに変化していて、最近ではリレーアタックというスマートキーの微弱な電波を利用してドアロックを解除&エンジンを始動させる手口が増えています。
狙われるのはお客様の車だけでなく、従業員の車や店舗に商品を搬入するトラックも狙われることがあるので注意しましょう。
従業員が多いホームセンターでは内部不正も少なくない!
経営者の目が届きにくい店舗では従業員によるレジの現金着服や商品の万引きなど内部不正が起こる可能性もあります。ホームセンターは多くの従業員が同時に働いているためどうしてもトラブルが起きやすい環境です。こうした従業員による悪質行為は証拠集めが難しい部分があります。
証拠が不十分なまま解雇してしまうと不正解雇や名誉棄損による損害賠償も請求されかねないため慎重に調査を進めることが大切です。
また従業員による窃盗は店内商品の万引きだけでなく社内のロッカーや引き出しに入れている従業員の貴重品が盗まれるケースもあります。
一度こういう犯罪が起きてしまうと従業員たちがお店側に不信感を抱き大量退職というリスクも考えられます。
従業員不足は店舗にとって大きなマイナスになってしまうでしょう。
そのためさまざまなリスクを想定した防犯対策が必要となります。
ホームセンターの防犯対策として選ばれているのは?
ホームセンターの防犯対策としてよく取り入れられているのは防犯カメラです。おそらくほとんどのホームセンターで防犯のためにカメラを設置しているのではないでしょうか。
防犯カメラの効果は万引きの証拠をおさえることだけではなく、あえてお客様から見える場所に設置することでそれだけで万引きの抑止力になります。
入口に「防犯カメラ作動中」の張り紙をしておくことも監視しているアピールに繋がり高い効果を期待できるでしょう。
広いホームセンターでは防犯カメラの種類を使い分けることも大切。
例えばレジ回りや死角になりやすい場所は犯行現場を鮮明に撮ることができるような高画質タイプのものを、出入り口や駐車場は雨風に強い防水機能が付いている屋外専用のカメラを選びましょう。
また、従業員による犯罪が起こりやすいバックヤードは景観を崩さず威圧感を与えないドーム型の防犯カメラがおすすめです。ドーム型は監視できる範囲が広いためバックヤードの大きさであれば1~2台で十分です。そのため導入コストを削減できるというメリットもあります。
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万引きGメンHI-SATで解決できること
当社の万引きGメンHI-SATでは、万引きをはじめとするホームセンターで起こりやすい犯罪被害の防犯対策を行っています。・スリ・置き引き
・痴漢・盗撮行為
・車上荒らし
・店内での迷惑行為
・内部不正
・外国人による犯罪防止
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